MacOS

DJ Booth のスペック(4)

前述のDJシステム構築時には当然コンピューターを使ってDJを個人的に実施するなどの発想はまだ誰も考えておらず、超有名であった芝浦にあった[GOLD<1989〜1995>]、そこから歩いて10分くらいのところに出来た[JULIE&ANNA Tokyo<1991〜1994>]あたりも部分的にはコンピューターをDJシステムに取り入れていたかもしれませんが、【フルコンピューターDJシステム】を利用したディスコ_クラブの奔りと言うと、先の超有名2店舗からはかなり遠くて今考えても何故こんな神楽坂にあったのか謎な[TWIN STAR<1992〜2003>]で初めて確かApple Macintoshを使った【フルコンピューターDJシステム】が構築されたイメージが残ってます・・・たしか当時

で、今から10年ほど前にここでも書きましたが、家の建て替えに伴って全面的に【フルコンピューターDJシステム】(苦笑)を目指して刷新したのが左上のシステム。10年ほど前は景気もまだあまり良い訳でもなく、まだまだPionner DJ製品はお高くてですね・・・・全て望みの機種投入とは出来ませんでした。

このシステム構築時期はちょうど[[Panasonic]が[Technics]のアナログターンテーブル[SL-1200MK]シリーズを販売しておらず、アナログターンテーブルも[Pionner DJ]の[PLX-1000]しか選択肢がなかった。選べるなら[Technics]選んだ方が多分今でも正解な気もする・・・
で、ターンテーブルのカートリッジは特に考えずに、見た目だけで[ortofon]を選択。多分[ortofon]の中でも、カートリッジごとに音や動作・使用環境での適正が当然あるのだとは思うけど、実際音が流れるのは自宅のリビングルームだし、そもそもリビングのスピーカーが[JBL]の[4312MK2]で、どう見ても適正はJazzなんじゃないの?みたいな選定をしているのでカートリッジだけ拘ってもねぇ・・・
なんか2カートリッジがセットで小さな[ZERO HALLIBURTON]のジュラルミンケースみたいな箱に入っており、結構高級感ありますね。
アナログターンテーブルに[Pionner DJ]の[PLX-1000]を選んだので、DJプレーヤーのクラスを合わせるのであれば、[CDJ-1000]となるのですが、これが実は当時一つ下位の機種の[CDJ-850]の1.5倍の金額・・・正直DJプレーヤー自体を使うのが初めてだったので、ぱっと見大きな機能差が無いので、だったっら下位機種の[CDJ-850]で妥協。でミキサー自体もクラスを合わせるなら[DJM-1000]ですが、これがなんと定価295,000円と極めて高額w。この頃はミキサーの機能としては単なる音だしメインだったので、下位機種で入力が4系統あるミキサーと言えばの[DJM-600]が定価135,000円・・・うーん微妙に高い。で、困ったときのサウンドハウスwで調べると、機能的には[DJM-700]と同等の機能なのに、[BEHRINGER] の[DDM4000 DIGITAL PRO MIXER]は定価70,000円と[DJM-600]の半値以下。なので、ミキサーについては[Pionner DJ]を諦めて、[BEHRINGER] にしました。で、上記の選ばなかった機器類の寸法も考慮して、オーダー家具製作会社の枝久保さんところにこのDJ Boothの製作依頼をかけて、ハード的な環境構築は一旦完了。

そうなるとこのシステムを動かすソフトなのですが、オーディオラックに入れるPCを想定しているので、基本的にはWindowsベースの自作PCを考えていたのですが、音楽と言うとやはりAppleは外せないので、基本はWindowsでもMacOSでも対応可能なソフトを選定することになります。まぁ基本はどちらも対応しているのが一般的。

このシステムを構築した頃に売上ベースで有名なDJ用ソフトウェアというと・・・

で、基本はお試しインストールは3種類とも可能なのですが、当時は自分自身がPC DJ初体験であったのと、今のようにPC DJを学べる動画環境なども無く、上記3つのソフトでどれか書籍発売されてないかな>と探したところ、この当時は左の『Traktor パーフェクトガイド』のみ販売されており、ソフトの値段とか使いやすさとかの評価もすることなく、取りあえずは【Native InstrumentsTraktor Pro】でPC DJを始めることに。
実際今となっては、上記3つのソフトどれも全部実際に使ってみての感想だと、PC DJを初めてやる人にとって当時のソフトの出来等も考えると最初に【Native InstrumentsTraktor Pro】を選択したのはかなり正解だった気がする。少なくとも【Serato DJ Pro】は当時すでにソフトの完成度はかなり高かったですが、少なくとも【RekordBox】はまだまだこれから・・・でそもそも使っている人がほとんどいませんでしたね。

と言うことでおおよそ10年前からPC DJ環境に移行したと言うことになります。

DJ Booth のスペック(1)

家のDJ BoothのDJコントローラーに接続しているWindows側のPCが実はWindwos 10で、近々にサポートが終了することが分かっているので、OS更新を試みたのですが、やはり結構古い自作PCのため、CPUがWindows 11に非対応で正規ルールでのWindows 11にアップデート出来ないことが判明。
そもそも、自作DJ Boothと言うかDJスペースの説明を・・・・
※ 左の写真はクリックすると拡大可能

DJ歴は意外と長くざっくり40年程度やってますが、自宅に本格的にDJ用機材を揃えだしたのは35年くらい前でしょうか・・・

現在も利用しているこのDJ Boothは10年程度前に自宅の建て替え時に、家自体が設計可能な住宅メーカーを選定したこともあり、当初からスペースとして計画しました。

それまでは、エレクターなどでDJ Boothを構築していたのですが、さすがに新築の家のリビングにエレクターは無いよな・・と思い、一応図面は描けるのでオーダー家具をサイトで探したところ、イメージに合う(評価や概算金額なども)オーダー家具製作会社の枝久保さんが見つかったので、2016年の初頭ですが、資料を送付して製作依頼!これがですね、図面のやりとり含めて非常に良かった。当初は上の写真のスペックと違う機器を上に載せる図面だったのですが、いろいろ建築的な要素(建築的な単位など)もお互い調整して、かなり良い物が出来ました。次にDJ Boothを更新するときにも枝久保さんにお願いですね。