家電製品

DJ Booth のスペック(5)

ここで紹介したシステムでも、いわゆる普通にDJするには全く困らいのですが・・・なぜならミキサー自体は音を出せれば、かける曲自体のループなどについてはRekordBoxで全て可能だからね。
一応、DJブースのLCDモニターもタッチパネルにしてあるので、マウスなど使わなくてもいろいろコントロール出来るのよね・・・
ただ、最大の難点は老眼でLCDモニターのRekordBoxの画面の小さいアイコンが見えづらいのと、思ってるよりも指が太くて、違うアイコン(ボタン)を触ったのよね(泣)

で、ミキサーやコントローラー側で操作しようとすると、一体型か分割して別々でミキサー[CDJ-2000NXS2 ]とコントローラー[DJM-900NXS2](ミキサー1台・コントローラー2台)を揃えるかなんですが、当然別々に分割して揃える方が相当に割高に・・・そうするとミキサーとコントローラーが一体型になっている「オールインワンDJシステム」から当然選ぶことになるのですが、この買い換えの時期には別設置のターンテーブル2台のように4ch必要な「オールインワンDJシステム」は最上位機種の[XDJ-XZ]しかなく、実は選べなかったと言う事実が。

で、ここで記載している作成したDJブースサイズだとターンテーブル[PLX-1000]を縦置きにすると、スペースが実は結構あくので、空いたスペースに[DJS-1000]を置くと丁度良い感じにスペースが埋まりますw。これから分かるようにサンプラー有りきではなく、どちらかと言うと見た目とスペース埋めに[DJS-1000]を置いただけと言う事実。
一応、今後使い方については勉強する予定にしていますが、今のところはまだ使ってないですね。
この[XDJ-XZ]を発売したのが、今から6年前で、割と発売してすぐ購入した記憶があるのでなんだかんだでもう6年は使っているということになります。[DJS-1000]もほぼ同じ時期に購入してる悲しい現実w

2019年末にDJシステム更新したときにはRekordBoxSerato DJ ProNative InstrumentsTraktor Proを動かすPCは「Microsoft Windows 10」の自作PCのみで、そもそもこのシステムを構築した当初は自作PCのOSは「Microsoft Windows 7」で作った記憶。ここに書いてあるDJ用ソフトウエアを動かすこと自体もある意味目的ではあったのだけど、一番重要な目的は「ものすごい量のアナログ資産のデジタル化」だったので、【Sound Blaster】の[USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2]を使い、ちまちまアナログ資産のデジタル化(言うと簡単だけど実際にはアナログレコードを全部流しながらPCで録音によって音を取り込むだけ・・と言うね)

もちろんずっと続けてるわけはないけど、これでアナログ資産で取り込めたのはアナログレコード全体の1割も行ってないかな・・・必要に応じてやってる感じですね。ただ嬉しいのは「Microsoft Windows 11」でも【Sound Blaster】の[USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2]のドライバはもちろん、付属しているソフトも正式対応していること。多分2014年頃に買った金額は確か定価が10,000円くらいだったので、めちゃめちゃコストパフォーマンス良いです。
中古でオークションに出てたら、予備としてもう一台買っても良いくらい・・・

DJ Booth のスペック(3)

1990年頃、家庭でDJを始めた頃はなんせ機材の種類がほとんんどありませんでした。当然[Pioneer DJ]などのメーカーは存在すらしておらず、パソコンを使ってDJをするなどの発想は皆無w
今考えると、自宅で自分で楽しむ以外に、人でも呼んで聞かせるか、カセットテープに録音して聞かせるくらいしか出来なかったですもんね。

そんななか、ある画期的な出来事がありました。当時も[Vestax]などのメーカーが各チャンネルごとの音量をフェーダーで可変可能なDJ用のミキサーを発売していましたが、これとアナログターンテーブル2台を組み合わせていわゆる曲のつなぎは可能でした。ただ当時すでに音楽の音源がビニールからCDに移行がかなり進んでいたこともあり、手持ちの音楽ソースを活かそうとすると実はアナログターンテーブルだけでは、ソースの量が絶対的に不足になります。

そんなときに、日本のオーディオメーカーの[DENON]が、卓上型CDプレーヤーで音楽ソースの再生速度を±10%(レンジは0.1%)で可変出来る機種[DENON DCD-850]を発売したため、これがあればアナログターンテーブルを利用したソースとCDプレーヤーで再生したソースのビート同期が短い時間なら取れるのではないか?と・・・ならば、当時使ってい[Sony]のミニコンポに『DJミキサーとして[Vesta PMC-09]、アナログターンテーブルとして絶対的な王者であった[Technics SL-1200 MK2]のある意味廉価版として発売された[Technics SL-1200 MK3]を2台、そして前述のCDプレーヤーを2台』追加で買えば、音源ソースとしてアナログターンテーブルx2とCDプレーヤーx2の【かなり本格的なDJプレイシステムの構築】が可能になると思い込み、大した実証をする事もなく大人買い〜w
当日日本はバブル真っ最中で会社入りたてくらいの筆者でもそれが出来た良い時代でしたねぇ〜

実際には当然PCを利用したDJ環境があるわけでも無かったので、実はソースの曲のBPMが幾つだとかは実際のプレーにはほとんど影響なく、たまたま聴いていて近いテンポの曲があった時のみ可能な限り長い小節を繋げて・・・程度しか出来ませんでしたね。アナログターンテーブルはソースの曲にキックだけとかベースだけでループ的な小節があれば、曲自体を繋げることは可能だった(今みたいに自動ループする機能などは当然無いですし、ソースの曲の小節にスタートポイントを付ける今で言うホットCUEみたいなのも当然無い)のですが、CDプレーヤーの方は再生速度を±10%(レンジは0.1%)を変更出来てもそもそも操作する自分自身がアナログなので、なかなか上手くいかなくてですねw。ある意味アナログターンテーブルに比べると前述の繋げるポイントの頭出しのホットCUEはいわゆる[PAUSE]ボタンで代用出来るのですが、今で言うBeatシンクなどは当然ないので、スタートがちょっとでもずれると打つ手無し・・・でしたね。それでもいろいろ工夫して楽しみましたが。

実際この1990年頃に構築したDJシステムを自分は20年ちょい愛用(CDプレーヤーはそこまで持ちませんでしたが・・・)、割と長く使えました。

まぁ正確に言うと、『DJミキサーとして[Vesta PMC-09]、アナログターンテーブルとしての[Technics SL-1200 MK3]』が最強に丈夫だったのが最大の理由であることに間違いはありませんw
古い話であまり記憶してないけど、この頃にはまだ[ortofone]は、そんなにDJの方々は利用しておらず、ほとんどのDJの方が左図の[Shure M44G]を使ってましたね。
筆者も特に聞き比べすることもなく[Shure M44G]を採用してました。